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代表からのごあいさつ

靴が大嫌いだった私が、靴屋になったきっかけは、、、

20年ほど前。当時の百貨店では24.5までが主流。
足が大きくて、お友達と靴を買いに行っても

赤い靴も
キラキラな靴も

何一つかわいい靴が私の前には
出てきませんでした。

友達の前には、いつも全部出てくるのに
私の前にはなーんにも、、、

なにひとつ、、出てこない。

それに採寸したこともない私は
自分の足のサイズが24.5だと思いこんでいたんです、、

どんどん成長して、とっくに大きくなっていたのに

無理やり靴に足をねじ込み、
ストラップに穴を足し、
販売員さんの「伸びますよ」の魔のささやきに、まんまとのせられ

血だらけになる靴をたくさん買い込み。
靴箱の中は、履けない靴だらけ。

指先は全部の関節の上にタコができ、
靴擦れだらけでした。

ファッションは好きだけど、靴に関してはいつもうまくいかず
テンションがさがりぱなし。

好きな仕事をしたいと、
2年越しでやっとファッションブランドに転職したのに
入社初めての担当アイテムが「靴」という、残念過ぎる配属。

でもここで初めて、イタリア産の靴に足を通し
またサイズも40という、私のサイズにぴったりのサイズの履き心地を
知ることが出来ました。

今までの激痛はなんだったのか、、
この吸い付くような履き心地はなんなのか、、、

どんどんインポートの靴の世界にはまり込んでいきました。

私が知った履き心地。
学んだ微調整。
喜んでいただくお客様の笑顔。

それが私の仕事のやりがい。幸せになっていきました。

お客様にも恵まれ、先輩方にも恵まれ、会社にも恵まれ
正直不満一つありませんでした。

シャネルをやめたい理由なんて本当に一つもなかったのですが

5年を迎えるころ、
あるお客様の一言がきっかけに

「最新のコレクションでオシャレをしても、いくら出しても
トータルコーディネートで合わせたいのに私に履ける靴はないの。」

なんだかゴールできない、、完成できないと言われているようで
お客さまの悲しい気持ちがずーんと伝わってきました。

私もきっと、間違った靴選びを続けていたら
同じように足に疾患を抱えて、好きな靴を選ぶことできなかったのでは

そう思えたときに、
ブランドものよりも手ごろな価格で、
軽やかなインポートの履き心地を知ることが出来る場所が絶対必要!!

だと思い込み
飛び出したのが創業のきっかけです。

ブランドが大好きな日本ですが、
まだまだ知られていない、ヨーロッパブランドは本当にたくさん。

素敵なデザインと、履き心地。
お客様の足先に寄り添えるお店になりたいと思っております。

テラスの由来は「人を照らせる会社になりますように」

現在17年目。
これからもたくさんの方の、足元に寄り添い
しっかり履いてオシャレを楽しんでいただける靴をご案内できる
お店でありたいと思います。

©terrace Inc.